バレーボールファンなら誰もが待ち望む一大イベント、FIVB男子バレーボール世界選手権が2025年に開催されます!
今回は、史上初のフィリピン開催という新鮮な舞台で、32チームが激突するこの大会の詳細をお届けします。
大会は9月12日から28日までの17日間にわたり、マニラを拠点に繰り広げられます。
従来の24チームから拡大され、隔年開催の新時代を象徴する大会です。
世界ランキング1位のポーランドや、守備王者イタリア、オリンピック連覇のフランスなど、強豪揃いの対戦カードに心が躍ります。
特に、日本代表はグループステージでトルコ、カナダ、リビアと対戦し、メダル獲得を目指します。
さっそく、会場情報と注目対戦カードを詳しく紹介します!
会場情報:マニラの熱気あふれるアリーナで歴史が刻まれる
大会の舞台は、フィリピンの首都マニラを中心としたメトロマニラエリア。主な競技会場は2つで、両方とも収容人数が1万人を超える大規模アリーナです。
これらの会場は、フィリピンの大学リーグやプレミアバレーボールリーグで日常的に使用されており、観客の熱狂的な応援が期待されます。
フィリピン国民のバレーボール熱は世界トップクラスで、地元開催の興奮が大会をさらに盛り上げることでしょう。
Smart Araneta Coliseum(スマート・アラネタ・コロシアム)
ケソンシティに位置するこの会場は、収容人数約15,000人の東南アジア最大級のアリーナです。
バレーボール以外にもコンサートやバスケットボールで有名で、過去にFIVBのバレーボール・ネーションズリーグ(VNL)も開催された実績があります。
大会では主にプールBやプールGなどのグループマッチが予定されており、日本代表の試合もここで行われます。
アクセスはMRT(地下鉄)アラネタ・センター・クバオ駅から徒歩圏内。周辺にはショッピングモールが充実し、観戦後の観光も楽しめます。
開場時間は試合開始の1時間前からで、チケットは公式サイトやTicketNetで入手可能。
価格はセッションごとに数百ペソ(約1,000円)から数千ペソと手頃です。
SM Mall of Asia Arena(SMモール・オブ・アジア・アリーナ)
パサイシティにあるこの会場は、収容人数約15,000人。
ショッピングモールの複合施設内にあり、観戦後に食事や買い物が便利です。
こちらもVNLの経験豊富で、クリーンでモダンな設備が魅力。
大会ではプールA、C、Eなどのマッチを担当し、決勝トーナメントの一部も予定されています。
アクセスはLRT(軽便鉄道)パサイ駅から徒歩5分。海沿いの立地で、夜景も美しいロケーションです。
両会場とも、トレーニング施設としてPhilsports ArenaやFiloil EcoOil Centreが併用され、選手たちのコンディション管理が徹底されます。
これらの会場は、フィリピン政府とFIVBの協力で改修が進み、照明や音響が国際基準に準拠。
開会式は9月12日のフィリピン対チュニジア戦前にSmart Araneta Coliseumで開催され、K-popグループBoyNextDoorのパフォーマンスが予定されています。
総試合数は64試合と過去最多で、観客数は数十万人規模の見込み。
チケット販売は3月から開始され、早めの予約をおすすめします。
マニラの交通渋滞を考慮し、会場間はタクシーやGrabで30分程度。
COVID-19後の安全対策も万全で、ワクチン証明やマスク着用が推奨されます。
この会場で繰り広げられる熱戦は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
対戦カード紹介:32チームの激闘
大会のフォーマットは新しく、32チームを8つのプール(A~H)に分け、各プールで総当たり戦(3試合ずつ)を実施。
上位2チームがラウンドオブ16に進出します。
ラウンドオブ16は9月20日から、準々決勝、準決勝、決勝とノックアウト方式で進行。
総勢32カ国が集う中、欧州勢の独壇場が続くか、南米やアジアのダークホースが台頭するかが注目です。
出場国はFIVBランキングに基づき、ポーランド(1位)、イタリア(2位)、ブラジル(3位)らがシード。
アジアからは日本(5位)、イラン、トルコらがエントリー。ホストのフィリピンは初出場で、歴史的な一戦となります。
以下に、各プールの主な対戦カードと注目点を紹介します。
時間はフィリピン標準時(日本時間+1時間)で記載。
- プールA(SM Mall of Asia Arena): ブラジル、アルゼンチン、チリ、中国。ブラジル(3位)の攻撃力が光る中、中国の粘り強いディフェンスが鍵。開幕戦は9月12日、ブラジル対チリ(10:00)。南米対決の火花が散ります。
- プールB(Smart Araneta Coliseum): ポーランド、ルーマニア、オランダ、カタール。世界1位ポーランドのレオンが炸裂必至。9月13日最終戦、ポーランド対ルーマニア(21:30)がハイライト。日本ファンも注目するポーランドの強さを間近で。
- プールC(SM Mall of Asia Arena): フランス、スロベニア、ウクライナ、エジプト。オリンピック王者フランスのトニウッティがリード。9月12日、フランス対エジプト(16:00)でアフリカ勢の意地が見どころ。
- プールD(SM Mall of Asia Arena): アメリカ、コロンビア、カナダ、キューバ。アメリカの新監督キライ率いるチームが本領発揮。9月13日、アメリカ対コロンビア(10:00)。NORCECA地域の死闘です。
- プールE(Smart Araneta Coliseum): イタリア、セルビア、ベルギー、韓国。守備王者イタリアの連覇かける戦い。9月12日、イタリア対韓国(21:30)。欧州のテクニック対決が熱い。
- プールF(SM Mall of Asia Arena): ロシア(除外代替?待機)、ドイツ、ブルガリア、チュニジア。ドイツの安定感が勝負を分ける。9月12日、ドイツ対チュニジア(12:00)。
- プールG(Smart Araneta Coliseum): 日本、トルコ、カナダ、リビア。日本代表のプール! 初戦9月13日、日本対トルコ(15:00)。トルコの強力スパイカー・アタマンと日本の中垣内祐一郎の対決が楽しみ。次戦9月15日、日本対カナダ(15:00)、カナダのブロックが脅威。最終戦9月17日、日本対リビア(22:30)、アフリカの新興勢力に警戒。日本代表の登録メンバーは、張本考起(セッター)、西田有志(アウトサイドヒッター)、高橋藍(ミドルブロッカー)らVNL準優勝メンバーが中心。メダル初獲得へ、ディフェンスと速攻が鍵です。 TBS系列で日本戦全試合生中継・録画放送予定、U-NEXTでライブ配信も!
- プールH(Smart Araneta Coliseum): イラン、キューバ、アルジェリア、フィンランド。イランのサファールが爆発。9月12日開幕戦、フィリピン対チュニジア(19:00、ホストの歴史的一戦)。
これらの対戦カードから、ラウンドオブ16ではポーランド対日本などのクロスオーバーが可能。
決勝は9月28日、SM Mall of Asia Arenaで。ポーランドの4度目優勝か、フランスの初戴冠か、ブラジルの復権か。
イタリアの連覇阻止に日本が絡めば最高のドラマです。
まとめ:世界最高峰のバレーをマニラで体感せよ!
2025男子世界選手権は、フィリピンの情熱的な会場と、多彩な対戦カードでバレーボールの魅力を最大限に引き出します。
日本代表はグループG突破からメダルへ、期待が高まります。
チケットは早めに確保し、現地観戦やTV視聴で全力応援を! この大会がバレーボールの新時代を切り開くこと間違いなし。
詳細はFIVB公式サイトでチェックを。
熱い戦いが待ち遠しいですね!