2026年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、野球ファンにとって待ち遠しい一大イベントです。
今回は日本(東京)、アメリカ(マイアミ、ヒューストン)、プエルトリコ(サンフアン)の4都市で1次ラウンドが開催され、決勝戦はマイアミで実施されます。
各都市の異なる魅力と会場の特徴、観戦ポイントを紹介します!
4都市開催の魅力
WBC2026の最大の魅力は、異なる文化や野球環境を持つ4都市で開催されることによる多様性です。
東京の熱狂的な雰囲気、マイアミの国際色豊かなエネルギー、ヒューストンのアメリカらしいダイナミックさ、プエルトリコの情熱的なラテンのノリ――各都市が独自の野球文化を背景に、世界中から集まるファンを魅了します。
異なるタイムゾーンでの試合開催により、グローバルな視聴者がリアルタイムで楽しめる点もポイントです。
また、各会場のインフラや歴史が試合体験に彩りを加え、ファンにとって忘れられない思い出となるでしょう。
会場ごとの特徴と観戦ポイント
東京(東京ドーム)
特徴:日本のプロ野球の聖地、東京ドームはプールCの開催地で、日本代表「侍ジャパン」がオーストラリア、韓国、チェコ、予選通過チームと対戦します(3月5日~10日)。収容人数約55,000人のスタジアムは、音響効果と一体感のある応援で知られ、2023年WBCでも大谷翔平選手らの活躍で大盛り上がりでした。アクセスは東京の中心部に近く、JRや地下鉄で容易に到達可能です。
観戦ポイント:侍ジャパンの試合は特にチケット争奪戦が予想されます。2025年10月1日から日本戦4試合セットチケット、2026年1月15日から単試合チケットが一般発売されます。日本戦は1塁側指定席がおすすめで、熱狂的な応援団と一体になって楽しめます。周辺には飲食店や野球グッズショップが豊富で、試合前後の街歩きも楽しめます。試合日程は初戦が3月6日(対チャイニーズ・タイペイ)で、事前にスケジュール確認が必須です。
マイアミ(ローンデポ・パーク)
特徴:プールDと決勝戦(3月17日)の舞台となるマイアミのローンデポ・パークは、MLBマーリンズの本拠地。収容人数約37,000人で、近代的な設備と開放的な雰囲気が特徴です。マイアミの多文化的な背景から、ラテン系ファンの情熱的な応援が試合を盛り上げます。
観戦ポイント:決勝戦観戦を狙うなら、早めのチケット確保が重要。シーズンチケットホルダー向けは2025年7月8日から、一般向けは9月15日から複数試合パック、2026年1月15日から単試合チケットが発売されます。マイアミの温暖な気候を活かし、試合後に地元のキューバ料理やビーチを楽しむのもおすすめ。スタジアムの屋根付き構造で天候の心配が少ないのも魅力です。
ヒューストン(ダイキンパーク)
特徴:プールBの開催地、ヒューストンのダイキンパーク(MLBアストロズの本拠地)は、約41,000人を収容。近代的で快適な観客席と大型ビジョンが特徴で、アメリカ南部の野球熱を体感できます。テキサスらしい広々としたスタジアム環境が、ダイナミックな試合観戦を約束します。
観戦ポイント:アストロズのシーズンチケットホルダー向けチケットは2025年7月8日から、一般向け単試合チケットは2026年1月15日から発売。地元ファンのエネルギッシュな応援は必見で、特にホームランの瞬間はスタジアム全体が揺れるような興奮に包まれます。試合後はヒューストンのバーベキューやテックスメックス料理を楽しむのも良いでしょう。
サンフアン(ヒラム・ビソーン・スタジアム)
特徴:プールAの開催地、プエルトリコのヒラム・ビソーン・スタジアムは約18,000人収容のコンパクトな会場。ラテンアメリカの情熱的な野球文化が色濃く、音楽やダンスが試合を盛り上げます。2023年大会でも地元ファンの熱気が話題となりました。
観戦ポイント:チケットは2025年7月15日から全試合通し券、12月1日から単試合チケットが一般発売。コンパクトなスタジアムゆえ選手との距離が近く、臨場感抜群。プエルトリコの陽気な雰囲気の中、試合後にサルサ音楽や地元料理を楽しむのもおすすめ。早めの予約で良い席を確保しましょう。
まとめ
2026年WBCは、4都市の多様な文化とスタジアムの個性が織りなす特別な大会です。
東京の熱狂、マイアミの国際性、ヒューストンのダイナミズム、サンフアンの情熱――各会場で異なる観戦体験が待っています。
チケットは早めの確保が鍵で、特に日本戦は激戦が予想されます。
公式サイト(www.worldbaseballclassic.com/tickets)で最新情報を確認し、最高の野球体験を楽しみましょう!